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「金貨」~金貨10

  ウィキペディア(英語)の金貨10のページ

タロットの「金貨」って、自分が汗水たらして得たもんちゅうイメージあるなぁ、なんて書くと
「そら、お金やから、当たり前やろ!」って、突っ込みが来そうやなぁ。

そやけど、日頃の努力が認められて、昇格するなんて場合の役職とか、
「こういう話やったら、あの人に相談してみたらええで」って、周りから思われるようになる・・・
信頼とか、信用とか、経験とかも、タロットの「金貨」なんとちゃうかなぁ。
評価って、必ずしもお金の形で、けえへんもんやからな。

お給料は安くても、役職はぺーぺーのまんまでも、職場のみんなから一目置かれてたら、あんたは、ぎょうさん「金貨」を持ってるんやで。
そんで、その「金貨」もお金と同じで、いろんな使い道があるやろ。
あんたやからこそ言える意見を言って、職場を(影から)動かすこともできるはずや。もちろん、ええ方にも、悪い方にも・・・やけどな。

「金貨」って、自分がこんだけのことをしてきましたちゅうのんより、それを他の人はこう見ましたってとこに重心のあるスートなんかもな。成果を意味するスートでもあるからな。

そやから「金貨」って、自分の中の何かを切り売りして、生活の糧に換えていくちゅう、仕事の場面と密接に関係するカードなんやなぁ。
ここでいう仕事は、いわゆる会社で働いて収入を得るってだけやないで。
自分の「金貨」を家族のために使うなら、家事やろし、自分の「金貨」を他の誰かのために使うなら、ボランティアってこともあるやろ。
うん、そやから、仕事ちゅうより、社会って言った方がええかもな。

ところで、タロットの大アルカナって、愚者が魔術師さんの1番目のカードから、世界の21番目のカードまでを旅してるんや、って言われたりするやろ。
星占いでは、12星座は、おひつじ座に始まり、うお座に終わるかっこで、らせん状に旅をしてるんやって言われたりするやろ。

タロットの4つのスートの中では、一番、「金貨」のエースが2から10まで、旅をしてるんやなぁって感じせえへんか?

「金貨」の旅の終着点の金貨10は、Rider Waite Tarotでは、ちょいと変わったデザインになってるんや。
人間が主人公のようで、主人公やないんや。
男の人や女の人や、子どもや老人や、犬まで描かれてるけど、これは、みんな背景で、主人公は、「金貨」そのもの。

まだ、駆け出しのもんは、それぞれの道で、どうやって「金貨」を得るんかって必死で
「金貨」をある程度、、手にすることができるようになったもんは、自分の手にした「金貨」を自分のためだけでなく、いろんなふうに使うようになって
いろんなふうに「金貨」はめぐり、全ての人が穏かに暮らしていける・・・
今はまだ、守られてるもんも、いつかひとり立ちして、誰かを守るようになって
社会での立ち居地は、少しずつ変わっていったとしても・・・

これって、「金貨」の理想の行き着く先なんかなぁ。

そやから、金貨10のカードは、ちょいと世界のカードに似てるんかもな。
どっちも、長い旅の終着点。
現実の局面を描いたちゅうより、理想郷を描いたカードの1枚なんかもなぁ。

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アクセサリー


当たり前やけど、占い師やってても、普通に生活してるんや。

今は、専ら、みなさんからもらったメールをもとに、自宅で占いをしてるから、汚れた鍋の底を洗ったり、テーブルを拭いたりしてて、次の瞬間、さぁ、占いをしようってなるんや。
さっきまで、洗剤のついたスポンジや包丁を持ってた手に、タロットカードや印刷したホロスコープを持ってな。
あんまりや!って言われてまうかなぁ。

そやから、普通に生活してる私から、占い師の私になる時の橋渡しとして、ちょっとした儀式があるんや。
そのうち、ひとつはアクセサリーをつけること。

これは、そのうち、お気に入りの一つやで。
作った方とお話ししてから買ったんやけど、「宇宙が好き」って言ってはったんや。

これからも、私の占いを見守って、な。

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スケーターの星

知ってる人も多いやろけど、ブログを公開したんや。
スケーターの星、って、スケーターさんのホロスコープをひたすら載っけるブログなんや。
当面は、グランプリシリーズが始まって世界選手権が終わるまでのスケートが盛り上がる時期の公開の予定やけど、どうぞ、よろしゅうな。

私は、スケオタを名乗れるほどではないけど、スケートを見るのん、結構好きで、この選手、どんな星、してはるんやろってしょっちゅう思うもんやから、メモにして残そ、ってことで始まったブログなんやけど、やってみてよかったなぁ、って自分で思ってるんや。

いろいろ発見もあったしな。

今の日本男子のトップ選手は、うお座が多いんやわ。
うお座は、芸術性では12星座で1、2位を争う星座。
かっては、技術偏重なんて言われたりした日本から、たくさんうお座の選手が出て、世界中でキャーキャー言われてるって、なんや面白いわ。

キャーキャー言われるって書いたけど、その点では、うお座と火のエレメントの両方を持つ選手が最強かもなぁ。
うお座は、内面にとても豊かな世界を持つ星座やけど、それを表に出すのはあまり得意やないちゅうか、シャイな感じ、あるんやなぁ。(そこがまたええんやけど)
そやけど、そこに、自分の思いを外に出すのの得意な火のエレメントが加わると、自分の中の豊かさを会場いっぱいに広げることができるんやないやろか。代表は、高橋選手な。

この人と、この人の星が似てる、ちゅうのも面白いで。
アメリカのライサチェック選手アボット選手は、誕生日が一日違い。当然、星もよう似てるわけや。

スイスのランビエール選手鈴木明子選手も、誕生日が数日違い。お二人の星を見てると、表現って点で、おひつじ座ってすごいって、改めて思ってまうわ。お二人とも太陽&水星&金星がおひつじ座なんや。

おっ!と思ったのは、カナダのバトル選手今井遥選手の星が似てること。
お二人とも、おとめ座生まれ、金星しし座、月みずがめ座、なんやわ。

あと、世代的に今、競技で活躍中の選手の中には、やぎ座大集中の選手がちらほら。
代表は、カナダのパトリック・チャン選手な。
やぎ座の持つ、努力家で真面目なとこは、どんな道に進んでも物を言うって感じするわ。
って、やぎ座大集中やと、かえって他の星座に入ってる星が目立ったりもするんやけど。

こうして見てると、それぞれの星の持ち味があり、それぞれがその輝きを放ちって感じするんや。
で、それは、まるごと、私にとってのフィギュアスケートのイメージなんや。
なんちゅうか、いろんな花が咲きそろう花園を見てる感じな。
幕の内弁当と言ってもええやろな。玉子焼きもええし、煮豆もおいしいし、てんぷらも捨てがたいし・・・って、ここはやっぱり、花より団子は控えめにして、花園で行こうか。

清楚な花、華やかな花、大きな花、小さな花、遅咲きの花・・・その中の一輪をクローズアップするのんも悪ないけど、少し離れた場所から、一面の花園を眺めるのんは、最高の贅沢。

どの花も、その一瞬に最高の状態となれるよう、自分の全てを注ぎ込む。
その願いは叶う時と、叶わない時があって・・・去年は、自分の目指すもんに全く及ばない演技しかでけへんかったけど、次の春には、誰よりも大輪の花を咲かせる、なんてこともあったり・・・。
そして、いくつもの春が過ぎていく。少しずつ、顔ぶれを変えながら・・・。

そやから、私は、どういう星がスケーターに向いてますかって質問には、答えがないと思うんや。
どの花が一番美しいですかって聞かれてるようなもんやからな。
まぁ、どの花が一番好きですかって聞かれたら、まだ、返事のしようがあるかも知れへんけど。
いやぁ、その質問かって、いろんな好きがあるから、なかなか難しいんや。

私な、○○座の適職はこれですって占いにも、ずっと違和感あったんや。
ふたご座はジャーナリストに向いてますって書いてあったりするやろ。
ふたご座は、知性の星、水星がルーラーで、頭の回転が速く、フットワークも抜群、好奇心も旺盛な星座や。ジャーナリストに向かへんわけないやろ。
そやけど、何かを人に伝えるためには、粘り強く取材を続ける根性や、取材を受ける人の心情をしっかり受け止める感受性も大事なんとちゃうやろか。
で、そういうのんって、ふたご座以外の星座の得意分野やったりするしな。

そやから、どんな職業を選んだとしても、その分野で、自分が授かったもんをどう活かし、どう磨き、どう伸ばしていくかってことなんやと思うんや。
どんな道にも、正統派、非正統派ちゅうのんは、あるやろ。
そん中で、自分にも得意分野、苦手分野、いろいろあって、一番自分らしいやり方ってなんやろ・・・ってな。

ちゃう言い方したら、どんなジャーナリストを目指すんかってことなんやろな。

でっ、そんなん言ってたら、私は、どんな占い師を目指したいんやろ、ってとこに行き着くわなぁ・・・ってこれは、私の舞台裏の話やから、置いといてっと。

はてさて、話はずいぶん脱線してしもたけど、また、花園が満開になる季節が巡ってくるなぁ。
今年は、どんな花が見られることやろ。

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