夜空を見上げるのん、好きなんやけど、大阪ではあんまり星は見えへんなぁ。
そやけど、月は見えるで。
満月、三日月、朧月・・・それぞれにええなぁ。季節によって、月の高さも変わるしな。お月見って秋だけのもんちゃうで。
冬の高い高い満月なんかも、ええもんや。
そうそう、昔、昔の人も、夜空を見たり、星や月を眺めるのを楽しんだんやってな。
二十六夜待ちって風習があったんやって。
二十六夜ちゅうたら、夜明け前に昇ってくる細い細い月やろ。
旧暦の7月26日の夜に、その遅い月の出を待って、みんなで集まって、飲めや歌えやってしてたらしいで。
夏の終わりにみんなでわいわい夜更かしって、楽しかったんやろな。
月、そのものより、ほんとうのお目当てはそっちやったんかもな。
ユーミンは、14番目の月が好きって歌ってはるなぁ。
そやけど、私は、16番目の月も好きやで。
たとえるなら、ベテランのスポーツ選手。・・・。
あれ、もっとスピードあったんとちゃうやろか。スタミナももっとあったんとちゃうやろか。
ずっと応援してたから、そういうことに気付いてまうねん。
私の思い過ごしやったらええんやけど・・・でも、そうやないんやろな。
私が気付くってことは、だいぶ前から本人は気付いてたんやろなぁ。
これまで、故障やらスランプやらもあったけど、類まれな才能と努力を重ねて、一歩、一歩、前進してきた人やった。そうして、トップレベルで戦ってきた人やった。
そやけど、身体が、変わり始めてるんや。
そして、欠け始めた月は、戻ることはない・・・。
でもな、これまで身につけてきた技術は、まだまだ衰えたりせえへん。
むしろ、まだまだ磨いていけるんかも知れへんで。
不安やろか、つらいやろか・・・でも、きっと、いけるとこまで挑んでいこうと、もう、決めてはるんやろ。真に勇敢な人やから。
それでも、欠けていくってことは、なんて悲しいことなんや。
あぁ、あの頃の身体のままやったら・・・もっと、もっと、遠くまで行けたやろに。
残された時間は、どれくらいあるんやろ。
その時間にすべてを賭けるかのように。
どうか、故障などありませんように。どうか、くいが残りませんように。
そうして、伸び盛りの若い選手の前に立ちはだかり、いくつもの名勝負が生まれたりもしたんやろか。
「ベテランならではのクレバーさですね。」解説者は、そんなふうに言うかも知れへん。でもな、ほんまは、そんな言葉だけで片付けられるもんやないはずや。・・・。
さてと、私は、とうに14番目の月も、満月も、16番目の月も過ぎてしもた。
欠けていく月は、二度と戻ることはない。
・・・。
だからもう、小さいことに思い煩うのはなしや。
ほんまにやりたいことと、やらなあかんことのために時間を使うんや。
欠けていく月の光は、満ちていく月の光と違ってるかも知れへんけど、やっぱり、きれいなもんやで。
そやそや、16番目の月のこと、いざよいって言うやろ。
私、あれって、「さぁ、これから一杯やろか。」って思う頃、昇ってくる月やから、「いざ、酔おう」ってことやとずっと思ってたんや。
ほんまは、いざようって躊躇するって意味で、昇るのを少しだけ躊躇した月ってことらしいな。
ともあれ、きれいな月を見て、おいしいもんを食べるのは幸せなこっちゃ。
ついに、スマホ、こうたんや。
今んとこの感想は、パソコンもどきと携帯もどきを足したようなもん、やなぁ。
もどきはもどきやから、絶対、本家には勝たれへんけど、外出先でもそばに置いておけるちゅうのは便利やわ。
昔、夢見た魔法の道具。
誰にもないしょで、大好きなあの人にメッセージを送ったり、
道に迷ったら、道案内してくれたり、
きれいなもんを見たら、カメラになってくれたり、
退屈してたら、音楽聞かせてくれたり、ゲームの相手になってくれたり・・・
そやけど、電池が切れたらどないにもならへんわ。
占い関係のアプリもちょこちょこ探してみたけど、今んとこ、一番のお気に入りは Astrological Charts Lite やわ。
生年月日を入力するとホロスコープが表示されるんやけど、画像がシンプルで軽いし、必要最小限の情報がきっちり詰まってるって感じや。パソコンのないとこでホロスコープを見たいって人は、試してみてな。無料やで(有料版もあるけどな)。
あっと、私のHPをスマホで見るのは、ちょいと厳しいかな。読めんことはないけど。もともと、じっくり読んでもらうHPやから、ちょこちょこ読みには向かへんかも。
そやけど、スケーターの星の方は、意外にお勧め。全機能は使われへんけど、検索のとこに、好きなスケーターさんの名前を入れて、次々のホロスコープを見るの、楽しいかも。あの人、どんな星してはったっけ?って思ったら、出先でも、即、検索できるで。
「暗殺教室」って知ってるかいなぁ?漫画やで。
あちこちで血痕が飛んで・・・って話やないから安心してな。教室って名前どおり、学園もんなんや。いまや、ほとんど見かけへん先生もんって言ってもええやろか。しかも、ど真ん中、直球のな。一昔前の中学生日記、真っ青やで。
ただし、設定はぶっとんでるで。
月を破壊してまうような圧倒的な力を持った危険生物が、自分を殺さなければ地球を破壊するって言って、なんでか学校の先生(殺せんせー・ころせんせー)になってまうんや。
担任になるのは、エリート崇拝進学校の落ちこぼれクラス。
で、その学校の理事長がまた、べたべたなほど、冷徹で、やなやつでな。
他の生徒たちを駆り立てて学校のレベルを上げるため、差別の対象として落ちこぼれのクラスをわざわざ作って、利用してたりするわけや。教室まで、本校とは別棟に劣悪な環境で作ったりしてな。
落ちこぼれクラスの生徒には、殺せんせーへの殺人命令が出てるわ(成功報酬100億な。まぁ、殺せんせーは先生らしく、いたずらをかわすように、日常茶飯事の生徒の殺人の企てを楽しそうにかわしてるけどな)、殺せんせーをねらって殺し屋さんが次々登場するわ、普通の学園生活ではありえんような落ちこぼれクラスのピンチやら何やらが次々起こるわ、でな。
なのに、心に残るんは、中学生のぶち当たるあれこれと、それを見守る大人(殺せんせー)のまなざし・・・。時にはやさしく、特には厳しく。全てはその子の将来のために。
落ちこぼれ扱いされてる学生が、「経験」を通じて、ひとまわりもふたまわりも大きくなってくんや。そういう意味では、ものすご牧歌的なほのぼのとする作品やで。
少年ジャンプの王道を行ってるで。
まさに、「友情」「努力」「勝利」やで。
危険生物を殺せるか、殺せないかちゅう話なんやけど・・・。
作者は、松井優征さん。連載はこれが2作目で、デビュー作は、「魔人探偵脳噛ネウロ」・・・って、これも、他にはない設定の漫画やから、知ってる人は知ってるやろな。
いやぁ、それにしても、とんでも設定で面白い漫画を描く人やわ。
こんなん見たら、占わずにおられへんねんけど。
生まれ年が確定せえへんねん。1979年説と1981年説があってな。いやぁ、月はどっちやと思うどこやないで。おっと、月は、殺せんせーに破壊されたんやったっけ。
星占いのコーナーでは、ちょいと取り上げにくいけど、ここやったらええやろちゅうことで、今から、生まれ年はどっちやと思う?と行こか。
まずは、1979年1月31日生まれの場合。
うわ、みずがめ座や。太陽・水星・火星って、仕事をする時に効いてくる星、3つともがみずがめ座。言うまでもなく、奇想天外、常識の向こう側、ブラックジョークもお手の物ちゅう配置や。
月は、感受性の豊かさ、芸術性に定評のあるうお座で、天王星とはトライン、海王星とはスクエアや。出生時間も不明やけど、正午でこの位置やったら、誤差の大小はともあれ、アスペクト成立してるやろ。みごとなまでに、みずがめ座&うお座、天王星&海王星ちゅう、常識とか出来上がったものの外側を象徴する星のコラボの配置やで。まぁ、うお座よりみずがめ座の方が圧倒的に強い配置やから、インスピレーション型やのうて、頭脳型やけどな。
そうそう、みずがめ座の水星に木星がオポジションで、これは、発想がとんでも方向へ発展していくイメージや。非現実的な方へ大発展ってこともあるけど、物語を生み出すちゅう点ではアリやわ。楽しいうそを生み出してくれそうやもんな。
いて座の金星は、明るく楽しく、みずがめ座の奇想天外ぶりを楽しむ方向で使いそうやなぁ。
常識の壁なんてなんのその、ちゅう鋭さを持ってるけど、まとう空気がものすご楽しそうなんやなぁ。
さて、1981年1月31日生まれの場合。
ちょ、こっちも、太陽・水星・火星がみずがめ座やん。まぁ、火星は約2年で12星座をぐるっと1周するから、2年違いって配置が似てること、多いんやけど、なんか、ぞくっとくるで。ほんま、みずがめ座づくしって感じやわ。
1979年の場合は、太陽は木星以遠の星とアスペクト、組んでへんかったけど、こっちは、木星&土星とかなり誤差の小さいトラインや。そやけど、木星&いて座チックなもんをかなり持ってるちゅうことでは、共通やなぁ。
明るく楽しげに常識なんて、なんのその、や。そうそ、月もいて座やもんな。あっと、知性の星、水星と天王星が誤差ほとんどなしのスクエアやから、こっちも頭の切れはばりばりやで。他の人は絶対思いつかへんこと考えついて、一人で遊べるタイプやわ。海王星&うお座の影響は、1979年に比べると弱くて、全般にからっと陽性な感じやな。
そやけど、みずがめ座の火星と爆発的なパワーの冥王星が、誤差のかなり小さいトラインで、その中間に海王星が来てるで。おっと、この冥王星はやぎ座の金星ともスクエアなんや。そやから、やる時にはやる(殺る時には殺る)ちゅうか、ここぞの時のがんばりには目を見張るもんあるで。そうそ、土星も援軍に来てくれてるから、実行力は、なかなかのもんや。
1979年生まれでも1981年生まれでも、この上もなくみずがめ座で、冴えまくった頭で、当たり前をひょいっと超えてくんやけど、持ってる袋の大きさでは1979年、発想を形にする力では1981年やわ。
さて、あんたはどっちやと思う?
そやそや、これも書いとかな、な。
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