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自分にごほうび

 ウィキペディア(英語)の棒4のページウィキペディア(英語)の剣4のページ

休暇、バカンス、リゾート・・・って、どのタロットカードに似合うやろ。

太陽、聖杯10、聖杯3・・・

棒4ちゅうのんは、どうやろ。

植物で飾られた4本の棒の門の向こうは、いつもと違う世界。
向こうの世界では、お祝いのお祭りの真っ最中。
ようこそ、いらっしゃい、いっしょに楽しみましょって
手を上げて、あなたを歓迎してくれる人たち。

そういえば、忘れてた。
風って、こんなに気持ちのええもんやったんや。
木漏れ日って、こんなにきれいやったんや。
そんで、空気って、こんなにおいしかったんや。

昔々、ハワイ旅行で、朝、早く、まだ、ほとんど人もいない時刻に、ビーチに行ったことがあるんや。
どこまでも、白い砂浜、きらきら輝く波打ち際、淡い水色の空・・・なんか、涙が出そうになって・・・

「あぁ、こんな瞬間のために、私は働いてるんや」

これって、ほんまやけど、完全にほんまってわけでも、ないんやろな。もちろん、その瞬間は、ほんまやったんやけど。

棒のカードは、意思のカード・行動のカード。
やってみよう・・・そんな気持ちに支えられて、未知の世界へずんずん足を踏み入れていくカード。
だから、棒4のカードは、ここまで、がんばって歩いてきたあなたに、お疲れ様、ちょっと、ゆっくりしてってよ、って言ってくるカード。
門の向こうの世界で、あなたは、旅の疲れを解いて、英気を養って、また、門を出て行く。
「あぁ、楽しかった。また、来よう」
そうして、来た時より、ほんの少し元気になって、また、あなたの道を行く。

ところで、休みなんて、とんでもない。今、ほんま忙しいんやから、ちゅう人にはこっち。

剣4のカードや。

これは、見たとおり、戦士のひと時の休息。
清浄な空気の中、ステンドグラスに見守られるように。
剣を手に、どんなに忙しい日々を送っていたとしても、時には、ゆっくり身体と心を休めてな。

休暇、バカンス、リゾート、そして、時には一杯のコーヒー、音楽のワン・フレーズ・・・
自分が普段、どれくらいがんばってるんかちゅうのは、ちょっとだけ置いといて、自分へのごほうびをどうぞ。

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ひまわり

 ウィキペディア(英語)の太陽のページウィキペディア(英語)の棒クイーンのページ

タロットカードには、花の名前のついたカードはないんやけど、Rider Waite Tarotを見てみると、名脇役として植物が描かれてるカードは結構多いんや。

金貨のカードなんか、かなり細かく背景が書き込まれてることが多くて、足元に小さな花が咲いてたり、ブドウがなってたりするんや。
このへん、一歩一歩前進し、最後には大きな実りを手にする金貨のイメージやなぁ。

でも、脇役らしからぬ存在感を持った花といったら・・・

ひまわりや。

道を歩いてて、自分より背の高いひまわりに会うと楽しゅうなるなぁ。
まっすぐに、すっくと立ってて。
切花になっても、そういうとこは健在で、そこだけ光が当たってるような、いや、むしろ、そこから光が生まれてるような・・・。
ひまわりをいけるだけで、ほんま別の部屋みたいや。
そういや、英語の sunflower ちゅうのんも、日本語の「ひまわり」も、太陽にちなんだ名前やなぁ。

Rider Waite Tarotで、ひまわりが描かれてるカードは2枚・・・その太陽と棒のクイーンや。

まっすぐで、生きる力にあふれてて、じめじめした暗いものを祓うような明るさと強さがあって・・・2枚とも、そういうカードやなぁ。

あなたを花に例えると何ですか?

昔、そんなアンケートがあって、30代女性で、バラや百合を抑えて、みごと1位に輝いたんは、ひまわりやったんや。

私にとっても、ひまわりは、特別な花やなぁ。

まぁ、そんなわけで、このHPにも、ひまわりの写真、使ってるんやけど、な。

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ジャム

果物を買いすぎてしもた時なんか、ジャムを作る。

えっ!?難しくないん?って言われると、あぁ、難しくないで。カレーを作れるんやったら、誰でも作れるでって答える。

基本的には、果肉に砂糖をかけたんをしばらく置いてから、弱火でことこと煮詰めるだけやからな。
勝負どころは、火の止め時。これは、カレーと同じ
ほどよいとろみが出るまで、煮詰めたいけど、こまめに混ぜて、目を離さないようにせんと、こげるからな。
まぁ、失敗したとしても、それなりにおいしいのも、カレーと同じ
ある程度煮詰まるまでは、新聞や雑誌を読んだり、雑用をこなしたりしながら、時々、混ぜて様子をみるだけなんも、カレーと同じ
気が向いたら、あくを取るようにすると、仕上がりがようなるのも、カレーと同じ

山盛りの砂糖を使うこと・・・ここだけは、カレーと違う
げっ、こんなに砂糖を食べて、カロリー大丈夫かぁとか心配になるかも、な。
そやけど、そもそも、ジャムは、1年のうち、ほんの短い間の旬の果物を無駄にすることなく、他の季節にも食べたいって知恵から生まれたもんなんやろから、その原点に帰って、楽しんでみたらええやん。

しばらく保存するんやったら、保存用のビンを煮沸して・・・とかもあるんやけど、すぐに食べる分だけをお気楽に作るんやったら、そのまま保存してもOK。ただし、清潔なスプーンだけしか、入れへんように、な。

さて、大阪のおばちゃん流の作り方はだいたいこんな感じ。

<用意するもん>
■果物

作りやすいんは、いちごって言われるけど、りんごや柑橘系の果物やら、いろんなもんで作れるで。
ちょっと高めやけど、お勧めはブルーベリー。100g120円以下になったら、私は、絶対買いや。失敗が少なく、市販のジャムよりおいしく出来上がるんや。
これまで、作った中で、最高においしかったんは、桃。これは、とんでもなく贅沢。
分量は、持ってる鍋によっても違うやろけど、300g~800gぐらいで作ることが多いな。

■砂糖
グラニュー糖がええやろな。果肉の重さの50~60%ぐらいの重さが標準。

■レモン(半分から1個ぐらい)
柑橘系以外のジャムの仕上がりに絞り汁を入れると風味も色目もようなるで。

■料理用の温度計(あれば)
だいたい105~110℃で、ことこと煮詰めるとええって言うからな。あったら、わかりやすいし、失敗も少ないで。

<作り方>
1 果物を洗って水気を切る。普通食べないいちごのへたとか、柑橘系果物の種とか、皮は、取り除く。大きいもんは、小さく切る(いちご大のもんはそのまま)。重さを量る。
2 果肉の重さから、砂糖の分量を計算して、計る。その砂糖を果肉にまぶして、しばらく(一晩ぐらい)おく。
3 汁と果肉に分けて、汁を弱火にかけて煮る。沸騰したら、果肉も入れて、形が残っているのを、つぶしながら煮る。
4 時々混ぜて、気長に煮込む。
5 色に艶が出てきて、とろみが出て、ジャムらしくなってきたら、目をはなさない。こまめに混ぜる。
6 勝負どこと思ったら、カレーを食べるような大きいスプーンに少し入れて、冷凍庫で1~2分冷やしてみる。これで、好みの感じなら、火を止める。もう少し、煮込んだほうが・・・と思ったら、もう少し、チャレンジする。

自家製のジャムは、おいしいでぇ。

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