トップ星占い池田理代子さん 秘密の部屋

マリー・アントワネット さん

1755年11月2日、午後7時30分、
ウィーン生まれ

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KNeko;うわ、おばちゃん!いくら、池田理代子さんの秘密の部屋やからって!

おばちゃん;ええやんか。そやけど、ベルサイユのばらやのうても、マリー・アントワネットさんがどんな星をしてたんかは、興味あるやろ。

KNeko;そらそうやけど・・・。
ちょ、え~、グランドトラインやんか!しかも、太陽を含んだ!グランドトラインを持って生まれてきた人が、断頭台で処刑されて生涯を終えるなんてこと、あるん!?

おばちゃん;そらなぁ、やっぱ、星って、その人の運命を予知するもんちゅうより、その人の魂の癖を示すもんやと私は思うで。グランドトラインを持ってるから、必ず、平穏無事な生涯を送るってもんやないやろ。

KNeko;そやけど、他にも、なんか意外ってとこ、目白押しやで。
だいたい、このグランドトライン、天王星がしっかり入ってるやんか。天王星って、奇想天外の星やけど、革命の星でもあるやんか。革命のせいで命を奪われる人のホロスコープで、革命の星が大活躍って、それ、何よ!

おばちゃん;まぁ、星からすると、彼女は、保守的とは到底言われへんタイプやったやろなぁ。伝統とか格式とかは、本質的に合わへんかったんとちゃうやろか。
なんちゅうか、しきたりでがんじがらめになるような生活は大嫌いで、自分の大切な人と絆を深めていけるような暮らしがしたいって思いがずっと底流にあるような感じな。

KNeko;そういえば、母親になってからは、子どもたちといっしょに、離宮でひっそりと暮らすことを望んでたって話を聞いたような。

おばちゃん;そやなぁ、保守的な感じの星がほとんどないんやわぁ。土のエレメントもものすご希薄やろ。逆にものすご強いんが・・・

KNeko;水のエレメントやね。このグランドトライン、水のグランドトラインやもんね。太陽は、自分の大切な人に深い思いをささげるさそり座で、愛情を司る金星ともコンジャンクションやん。でっ、繰り返しになるけど、この太陽&金星とかなり誤差少なめで天王星がトラインね。
周囲から非難されても、自由に自分の愛情を注ぐことを熱望するって感じかなぁ。
で、グランドトラインのあと一つは、かに座の火星で、第1室なんや。

おばちゃん;そやなぁ、このかに座の火星や太陽と海王星が誤差かなり少なめでスクエアになってるとこからみると、感情にまかせて迷走しやすいってとこはあったかもな。きっちりと考えて動くタイプの人から見たら、いったい何を考えて、そんな軽率なことを・・・って感じな。結構、思い込みも激しいやろし。
とにかく、人よりも、愛情の容量がとてつもなく大きいんやなぁ。そやから、ひとたび、それが荒れ狂ったりしたら、とんでもないことになりそうや。そやけど、彼女にとっては、ただ、大事な人を守りたい、大事な人が幸せであったら、それだけでええってことなんやなぁ。

KNeko;う~ん、ほんまに、意外!って感じするわ。なんか社交的でファッションリーダーでゴージャスな生活をしてたってイメージが強烈やもん。

おばちゃん;この星には、華美な贅沢ちゅうのは似合わへんなぁ。
月は社交性抜群のてんびん座やから、多くの人に好感を持たれるような立ち居振る舞いはできるとは思うで。そやけど、それやって、あの厳格な星、土星とスクエアやから、ふとした瞬間、華やかな社交がうわべだけのもんに思えて、何もしたくないような気分になったりも、あったんかもなぁ。
本質は、広く浅くやのうて、狭く深く、ほんまもんを求めようとするさそり座やから、心から贅沢を楽しむってことは、なかったんとちゃうかなぁ。

KNeko;贅沢三昧は、ある意味、若気の至りってか。

おばちゃん;ははは、それはありかもな。自分の愛情を注ぐべき子どもができたら、がらっと変わるってとこありそうやからな。それに、今でも、10代の頃はむちゃしてたけど、いろんなことあって、まるでちゃう人生を歩き出すちゅうようなことは、結構あるんとちゃうやろか。
あと、当時のフランス王室の生活ぶり自体の問題もあるしな。いくらなんでも、ある日突然、彼女ひとりが、贅沢三昧を始めたってことはないやろ。

KNeko;なるほどなぁ。

おばちゃん;もし、彼女が現代に生を受けてて、その途方もない量の愛情を家族に向けたとしたら、愛情たっぷりのお母さんで、10代の息子とかは、辟易してそうや。そやけど、その息子も成長と共に、お母さんの愛情の意味が身に染みて、晩年は穏かな愛情に包まれて・・・って生涯を送りそうな感じすら、してくるで。

KNeko;なんか、波乱に満ちた人生とは、大違いやねぇ。

おばちゃん;それは、それで波乱の人生かも知れへんで。